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第16回「山伏とキツネ」 ある所に、いたずら好きの山伏がいました。山伏が修行のために山奥を歩いていると、木の下に寝ているキツネを見つけました。「キツネの昼寝とは珍しか!チョイと驚かせちゃろう」と、持っていたほら貝をキツネの耳元でおもいっきり吹きました。い〜い気持ちで昼寝していたキツネは、いきなり大きな音にビックリ!飛び起き大あわてで逃げようとしたら、崖から谷底へころがり落ちてしまいました。大笑いをした山伏でしたが、急にあたりが暗くなってしまったため、近くの家に泊めてもらうことにしました。そして、その夜、何やら白いものが山伏に近づいてきて!・・・この続きは、番組をごらんください。お皿の上を舞台にし、油揚げやブロッコリーなどを使って、お話の世界を作り上げています。どうぞお楽しみに。 |
第17回「熊吉さんのはなし」 日赤通りを南へ下ると、春吉中学校の付近に日吉(ひよし)神社があり境内には石碑が建立されています。昔話といっても明治の頃のお話なので今から100年程前の事です。このお話に出てくる熊吉さんは勤勉さと親孝行で広く知られるようになります。わたしたちがともすれば、忘れがちになっている基本的な倫理観とその実践の大切さを、このお話は再度気づかせてくれます。親子関係がぎくしゃくしてきている現代。この作品が「心を通わせあう」という心の原点に今一度立ち返ってみる機会になればと思います。 |
第18回「縁きりじぞう」 早良区の野芥に「縁切り地蔵」があります。このお地蔵さまは男と女の縁を切ってしまいます。というとちょっと怖い気がしますが、何が何でも縁を切るわけではありません。よい関係はより幸福にしてくれますが、一方では好ましくない関係をプッツリと断ち切ってしまうというのです。どうしてそうなったのかがこの縁切り地蔵のお話です。 昔むかし、筑紫長者の娘の於古能さんは若者たちの憧れの的でした。その於古能さんのハートを射とめたのが重留の土生長者です。ふたりの結婚の日、於古能さんの花嫁行列が野芥にさしかかると土生長者が亡くなったという知らせが届きました。於古能さんは悲しみのあまり、遺書を書くと自害してしまったのです。そしてその遺書には・・・ |
第19回「帯掛松のポンタ」 これは城南区東油山付近に伝わるお話しです。 昔話にはよく動物たちが登場しますよね?今回はいたずらタヌキのポンタが登場します。なぜだか知りませんが色々な昔話に登場するタヌキはだいたいいたずら好きか意地悪ということ役が多い気がするのでちょっと同情してしまいます。このポンタも村人にいたずらばかりするので、とうとう村人の八助の仕掛けた罠でつかまってしまいます。「えーん、ごめんなさい。もう二度としませんけん。」番組を見たらわかると思いますが、いたずら好きで村人を困らせてばかりいるのに、なぜか憎めないポンタなのです。本当に「狸汁」にされてしまうのでしょうか?ポンタの運命はいかに! |
第20回「姫のツボ」 このおはなしでは、現在の城南区長尾小学校付近にあった妙福寺でごくごく平凡な日常生活を送っている残雪和尚が、ひょんな事から異次元にワープしてしまいます。はたして、和尚は無事に元の世界に戻ってくることができるでしょうか? |
第21回「御子神社にまつわる話」 城南区樋井川付近の言い伝えについてのお話です。 西長住の交差点のすぐ近くに御子神社があります。この一帯では井戸は掘らない、白馬を飼わない、新年には注連縄(しめなわ)を張らないという言い伝えがあるそうです。“御子”という神社の名前と、この3つの言い伝え。何か訳がありそうでしょ?昔ここが上長尾村と呼ばれていた頃、久左衛門(きゅうざえもん)という人が住んでいたそうです。この久左衛門の身の上に起きる奇妙な出来事からお話は始まります。このお話以外にもたくさんの地域に様々な言い伝えが現在でも残っています。その言い伝えが生まれた理由を知ることもまた昔話の楽しさのひとつです。 |
第22回「孝女キヨ物語」 現在の城南区田島付近、その昔に田島村と呼ばれた村へ嫁に行ったキヨと、その夫である陸助のおはなしです。陸助は決して悪い人間ではないのですが、少しちゃらんぽらんな性格でした。人生はおもしろく、ちょっとしたきっかけで性格が変わり、人生そのものも変化していくことがあります。この陸助も、キヨという心やさしい嫁の影響を受け、ある出来事を境に自分自身を向上させていくようになります。その後、夫婦で力を合わせ人生前向きに生きていくようになり、暮らしも豊かになったそうです。このような美談を伝えていく昔話ってすばらしいですね。 |