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『目指せ!動物看護師』

皆さんは、動物看護師という言葉を聞いたことがありますか?
動物医療の場で、獣医師の指示の元、病気やケガをした動物の健康の回復をサポートする仕事です。
今回は、「福岡動物病院看護士学院」で動物看護師を目指す学生さんに密着してみました!



■福岡動物病院看護士学院 >>>

こちらの専門学校では、トリミングやグルーミング、しつけの方法、パソコンの取り扱いなど、動物病院の業務に広く対応できるよう、さまざまなカリキュラムが設けられています。


動物看護師は国家資格ではないので、講義内容は学校によってさまざまです。ここでは、今 現場で一番必要とされる獣医学の基礎を、現役の獣医さんから直接学んでいます。

この学校は2年制。卒業時には日本動物看護学会主催の動物看護師資格認定試験を受け、より知識の深い動物看護師を目指しています。(※この試験、受験しなくても動物医療の場で看護師として働くことは可能)

◆どうして動物看護師に?どんな看護師を目指していますか?

動物が好きだからですね。好きだからこそ、死の直面に接することが多いので苦しいです。
でも、自分のやれることをいつも全力でやって、一頭一頭くいの残らないように精一杯看護したいです。優しさを常に忘れないように。
大きなきっかけは、自分のうちの犬が死んだとき何も出来なかったことです。そのときはとても後悔しました。動物からも、飼い主さんからも、獣医の先生からも頼りにされるような、何でもできる看護師になりたいです。

◆獣医の先生、動物看護師にはどんなことが求められているのでしょうか?

昔は受付・掃除で・・という時代もありましたが、最近は、採血や病院によっては手術の助手など高度な技術が求められています。動物看護学はもちろんですが、獣医学・・臨床系の内科や外科までここではしっかり教えていますね。国家資格の方向に動いているようですよ。
 
 

この学校では、いろいろな動物が飼育されています。犬、猫をはじめ、フェレット、ウサギ、ハリネズミ、ペンギンなどおよそ30頭。検査実習で使用するだけでなく、飼い主の気持ちを理解しようと、さまざまな動物の扱い方、与えるエサの種類、生態などを学ぶために毎日当番制で動物たちの世話をしています。

先天性慢性腎不全で長生きできないと診断された、らぶ。24時間獣医に診てもらえるということから、この学校で預かることに。

※「慢性腎不全」とは・・・約3ヶ月から半年に渡って徐々に腎機能が障害を受け、尿の濃縮能の低下や体液の調整が十分に出来なくなった状態で、治ることのない進行性の病気。遺伝、感染症、高血圧、糖尿病、老化、腫瘍、薬物、虚血などさまざまな原因に続発して生じる。

体調や食事管理、血液検査・尿検査など、学生たちがいつもつきっきりで看護してきましたが・・・安らかに眠りにつきました。1歳の時、学院にやってきて余命半年と言われていた らぶ。 周囲の懸命な治療と愛情を受け、4歳5ヶ月まで生きることができました。

先生:「泣いていてはダメ。泣くのは飼い主さん。飼い主と同じ立場に立って一緒に動物を看取り、飼い主の心のケアをする、それが動物看護師の仕事。」
 

お葬式では、学生からたくさんのお花やお菓子がたむけられました。
学生の我有くん:「いつ亡くなるかわからない状況ということを常に考えながら接していました。死ぬ瞬間に立ち会って勉強しなければいけないと思っていたので、現場をみれたのはいいことだと思っています。ああいう身体でよくがんばってくれて、解剖までさせてくれて・・・ありがとう」
 

楽しいこと、辛いことを乗り越え、飼い主さん・動物の立場をできるだけ理解してあげられるような、強くて優しい動物看護師を目指しています。

皆さん、素敵な動物看護師になってくださいね!
福岡動物病院看護士学院 (福岡市博多区下川端町8-13)
TEL 092-263-3875
>> http://www.afvt.jp/
(2005年4月開校、学生:1年生17人、2年生5人 合計22人)