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2007年10月号 アニマル・ワーカー シェルターワーク編
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ペットに関する仕事・活動を紹介するシリーズ第3弾。9月20日〜26日は動物愛護週間でした。これにちなんで今回の特集は「シェルターワーク」。これってどんな活動なのか、皆さんご存知ですか?

シェルターワークとは・・・
動物管理センターに保護され殺処分寸前の犬を一時的に預かり、新しい里親が見つかりやすいよう、しつけや人間社会のルール・マナーを教える活動のことです。



〜ビッグウッド糸島ウエランカラ〜 >>
イメージ画像 イメージ画像 ここでは、「NPO法人イヌ・タオ・ネット」のスタッフが飼い主さんと犬とのしつけ教室や、ドッグランの貸し出しを行っています。また、3年ほど前からはボランティアでシェルターワークにも携わっています。
イヌ・タオ・ネット代表・松崎さん>>
イメージ画像私たちが子どもだった頃は雑種の子犬が捨てられているのはよく見たけれども、大人になってからは、お金で買うような純血種が捨てられているのはあまり知らなかったんですね。シベリアン・ハスキーやゴールデン・レトリバーが簡単に捨てられている・・一度目を向けると無視できなくなりました。欧米ではどうしているんだろう?そう考えて勉強し、シェルターワークを知りました。犬達が生き延びるチャンスを与えられている現状が羨ましかったです。

イメージ画像 イメージ画像 西部動物管理センター
(福岡市動物管理センター) >>


ここには捨てられたり迷子になった犬や猫が持ち込まれていて、飼い主が見つからないと数日後には殺処分されます。定期的に子犬の譲渡会が行われていますが、成犬になると里親は見つかりにくいのが現状。そんな子達の中から少しでも多くの命を救おうと、家庭犬として適正のある犬を選び、シェルタードッグとして引き取ります。
イメージ画像今回選ばれたのは小次郎(推定2歳)。
人が大好きで元気いっぱいのオスのワンちゃん。引き取られるまでのいきさつや気質などを、これまで面倒を見ていた動物管理センターの職員がスタッフに説明し引継ぎを行います。書類上の手続きなどを終えると、動物病院で健康診断した後、甘木のドッグスクールで訓練開始!

でも、どの子でもシェルタードッグとして選ばれるわけではありません。
松崎さん
人が大好きな犬がまず第一。でもそれが判断しにくい犬もいます。管理センターなどの特別な現場に置かれている動物はなかなか平常心ではいられないので、その状態だけでは判断しにくいのです。シェルター枠も限りがあるため時間をかけてはいられない、回転率を高くしないといけない・・そういうことを頭に入れて選ばなければならないので、どの子を選ぶかとても心が痛みます。


どうぶつ愛護フェスティバルinふくおか

9月23日、市役所前広場にて「どうぶつ愛護フェスティバルin福岡」が開催されました。
動物たちと上手に共生できる社会にしようと毎年行われているこのイベントに、シェルタードック2頭が参加。小次郎の先輩犬ムサシときなこです。2頭とも捨てられたようで、街中で放浪していたところを動物管理センターに保護されました。どちらも人間が大好きでとても元気。特にムサシは人と一緒にトレーニングすることが大好き!この2頭は、日頃からデモドッグとしてシェルターのPR活動に一役買っています。人と同じ速さで歩いたり走ったりと、とってもおりこうさんでとても捨てられていたとは思えません。どんなワンちゃんだって、やり方一つで人間と共生できる従順な子になれるんですね。

◆青雲ドッグスクールの田辺先生◆
家庭の飼い犬と違って、保護された犬達はどんな風な扱いを受けたのかが分からないのでそこらへんは気を使ってトレーニングしていますね。

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マザーズドッグス 福岡タワー店

10月6日、新しいタイプのペットショップがオープンしました!
人気犬種やフード・グッズが販売され、トリミングやペットホテルがある他、新たな飼い主を募集しているシェルタードックの紹介が行われているんです。初回はムサシときなこが対象でした。九州では初の試みです。

(生活パターンなどの話をよくした上で慎重に飼い主を決めます。本当に信頼できる方に飼ってもらいたいとの意向です)
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松崎さん
ペットショップで純血種の子犬を買い育てていくことは楽しいと思います。また、ある程度育てられ性格も気質もわかっている大人の犬を保護団体からもらうことも楽なことだと思います。人が犬を飼いたいと考えたとき、これからはペットショップだけではなく保護団体からもらうことも家族の会話に出てくるような社会になって欲しいですね。

犬を飼うというと子犬の時から・・というイメージが強いですが、しつけやトレーニングは手に余るという経験はありませんか?特に、小さなお子さんや年配の方はそれが理由で二の足を踏んでしまうかもしれません。シェルタードッグのような大人のワンちゃんだと、また違った関係が築けるかもしれませんね。
犬の殺処分数ワースト1の福岡県。でもその数は年々減ってはきています。今回紹介したシェルターワーク。この活動は、シェルタードッグ候補を紹介してくれる動物管理センター・その子をトレーニングするドッグスクール・・これらの協力のもとで行われています。その存在は、一つでも多くの命を救い、ペットとのベストな共存社会への橋渡しとなっているようです。


シェルターワーク窓口
「NPO法人 犬文化創造ネットワーク イヌ・タオ・ネット」
http://sky.geocities.jp/inutao2006/index.htm
TEL:092-330-5510【ビッグウッド糸島ウエランカラ内】

「マザーズドッグス福岡タワー店」
http://www.mothersdogs.com/
TEL:092-833-8181
福岡市早良区百道浜2-3-26 福岡タワーセンタービル1F
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