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月刊ペットニュース

ペットに関する仕事・活動を紹介するシリーズ第2弾。
今回は障害者や高齢者のリハビリ・治療のお手伝いをする「アニマルセラピー」に密着。南区在住の多田さんとアーサー、そしてその仲間たちを取材しました。
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2007年07月号 アニマルワーカーアニマルセラピー編
西山早苗さん

多田さんと(セラピードッグ)アーサー

アーサーは、動物管理センターで保護されたワンちゃんでした。そのあと動物を扱う専門学校に預けられ、そこの生徒たちからしつけの訓練を受けています。ごろん、ターン、クロスなどいろんな技ができちゃいます。

多田さん:アーサーとは学校で会いました。おりこうで聞き分けがよくて優しくて・・ということもですが、とっても生き生きとしてたんです。実は、いつもはらはらしています。若いし勢いが強く、人が好きなあまり飛び掛ったりしますので・・でも、人に触られることを喜んでいるのでアーサーはセラピードッグとして向いているみたいですね。セラピー活動も楽しいから続けられるんでしょう。犬も私も学ぶことがあるし、元気になる。いつもいろんな人から笑顔をいただいています。

 
[セラピー活動とは]
アーサーと多田さんが所属しているグループには現在、4頭と4人のボランティアがいます。
アーサーたちが参加している「アニマルセラピー」とは、ただ単に「癒し」を与えるだけではなく、リハビリや治療など目的をもって行われる「AAT」:動物介在療法を取り入れた活動です。九州では多田さんたちのグループが唯一行っているセラピー活動です。
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どの子も人なつこい子ばかり。
でもそれだけではありません。基本的なしつけが入っているか・社交的でも嬉しいあまりむやみに飛びついたりしないか・飼い主の言うことをきちんと聞けるか・・などテストを受けて合格した子、そして健康も良好なワンちゃんと飼い主さんがこのセラピー活動に参加しています。


[セラピー活動の様子]
イメージ画像 今回訪れたのは、宗像市の介護老人保健施設(宗像アコール)です。
動物介護療法を他の医療現場にまで広めていくのはなかなか難しいのが現状ですが、こちらの施設では10年間も継続されています。それは、施設側とボランティア側が認知症のことや犬の性質、気持ちなどお互いのことを勉強し、理解しようと努めているからです。
イメージ画像 利用者との交流活動の前に、施設側の医師やリハビリをサポートする作業療法士、さらにボランティアのリーダー・獣医師の名越先生や動物看護士が立ち会ってミーティングを行います。
イメージ画像 1ヶ月に2回の訪問。施設の外からやってくる犬やボランティアとの交流はお年寄りたちも楽しみにしているよう!認知症のレベルや機能障害の違いによって、犬たちがすることは異なります。
イメージ画像 アーサーはというと・・・ただおやつを食べているだけではないですよ!エサを投げてもらうことで利用者の腕や手の運動になってるんです。リハビリも楽しそう・・♪
お年寄りが無理をしていないか、また犬がストレスを感じていないか、周りでは医師たちが活動の様子を常にチェックしています。

宗像アコール 長谷川先生
「情緒面の改善・安定・社交性の改善・血圧の安定作用・身体的能力の維持・機能改善の効果・・これらの評価はできると思っています。」


イメージ画像多田さん:犬の方が人間に合わせてくれていると思います。出来るだけ譲り合って、アーサーの負担にならないように続けていきたいですね。

普段は周りにいるワンちゃんたちと何にも変わらないですが、時々ちょっとだけ人に笑顔と希望を与えているアーサーと多田さんです。