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テレビdeホームドクター<Medical support>

風邪・インフルエンザ
風邪だと思って病院に行ったら「気管支炎ですね」とか「咽頭炎です」…と診断された経験はありませんか。あなたが風邪と思って、お医者さまにかかっても、そのカルテには単に風邪とは記載されません。「風邪」は鼻やのどのような上気道の急性炎症の総称あり、その主たる病原体はウイルスですが、その他にも様々な原因によってひきおこされ、医学的には「風邪症候群」あるいは「普通感冒」と呼ばれています。
普通感冒の症状は
・ のどの痛み
・ 鼻水
・ 発熱
・ 頭痛、関節などの痛み(あっても軽度)
などがあります。特に冬季に多く、普通感冒と似たような症状があるのがインフルエンザ、かつて「流行性感冒」と呼ばれていた疾患です。

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福岡大学病院 呼吸器科
 渡辺 憲太朗先生


普通感冒とインフルエンザの違い

普通感冒は病変がほとんど上気道に局在しているので主な症状は鼻水やのどの痛みなどですが、一般に症状は軽く大抵1週間以内に治ってしまいます。熱も出ますが高熱ではありません。また体がだるくなったり、頭が痛くなったりすることもありますが一般に軽いものです。
それに対し、インフルエンザは普通感冒の主症状である鼻水やのどの痛みなどは目立たず、悪寒やだるさ、関節痛や筋肉痛、頭痛などの全身症状で始まります。いきなり39〜40℃の高熱になるのもインフルエンザの特徴です。冬季、ことに1〜3月に主に流行します。吐き気、下痢などが起こることもあり、高齢者が罹患すると生命を脅かすこともある病気です。


ワンポイントアドバイス
【福岡大学病院 呼吸器科 渡辺 憲太朗(わたなべ けんたろう)先生】

インフルエンザは風邪とは違い重症化しやすい病気です。またヒトーヒト感染し、大流行する危険が常にあります。健康な人がインフルエンザになっても命にかかわることはめったにないのですが、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、心疾患などを有している人が罹患すると事は重大です。一般の人はもちろん、とくに慢性疾患を有している人は予防接種を受けることが強く勧められます。