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映画「アフタースクール」合同記者会見
         

出席者
監督:松原信吾
出演:大沢たかお(赤木旬太郎役)、伊原剛志(英二役)

エリート商社から一転、恋人の実家である築地魚河岸の仲卸の世界に飛び込んだ男の奮闘と成長を描いた人気コミック「築地魚河岸三代目」が映画化され、松原信吾監督、主演の大沢たかお、伊原剛志が来福した。公開前からすでにシリーズ化が決定しており、「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」に続く新たな“日本の人情ドラマ”へと期待も高い。
なんと、会見の会場となったのは「福岡市中央卸売市場鮮魚市場」。映画は築地魚河岸が舞台となっていることもあり、鮮魚市場での会見が実現。出演者に玄界灘で獲れたばかりの鯛がプレゼントされ、最後は鮮魚市場で働く方々と一緒に“博多手一本”で映画の大ヒットを祈願した。

Q.人気コミックの原作をどう映画化しようと思いましたか?

監督:原作とはかなり違う内容になっています。原作は三代目という設定があって魚河岸に飛び込んでいくところから始まりますが、映画では最後に三代目になることを決意します。旬太郎の心の揺れを物語の柱にして、自分がこれから何をしていけばいいのかが定まらないというある意味青春映画のパターンですが、そういうものをベースにしておきたかったので、原作に忠実にということは考えませんでした。


Q.魅力的なキャラクターをどう演じようと思いましたか?

大沢:原作を読んだ時に感じたことや、実際に市場にいた時に体験したエネルギーが満ち溢れている感じを自分の中の柱に置きたいなと思っていて、映画を見てくださる方にその元気が伝わればいいなと思ってやっていました。

伊原:僕の役は魚河岸を代表する仲買人の役で、本当にきちんとやらないといけないなというのはすごく感じました。じつは僕のマネージャーの実家が築地の魚河岸でして、撮影に入る前にいろいろ案内してもらったり、人間観察をしたり、そうやって役を作っていきました。

Q.実際に築地で撮影されたそうですが。

監督:朝6時半から8時半まで玄人さんたちが取引されているので、9時くらいから一般のお客さんがチラホラいる中で撮影したんですが、市場があまり閑散としている状態ではいけないので、ギリギリのところで撮影するんですよ。そうすると最初のうちはすごく迷惑がられました。二人が働く「魚辰」の店のセットには本物の魚を並べなきゃいけなくて、思いつきで「ここにかつおが欲しいな〜」とつい口走ってしまったりするんです。そしたら、担当の組合員の人たちに「この時間にかつおがあるわけないだろ」って叱られるんです。じゃあしょうがないなと諦めると、翌日かつおが届いているんですよ(笑)。そういう心意気に大変感動しましたね。

大沢:撮影の合間に築地の方がやたらめったら話かけてくるんですよ。ロケ先でそういうことはあんまりないんですが、他では味わえない空気感がありました。撮影でお仕事の邪魔をしていたのに家族みたいに接してもらったので、撮影に行くのが毎日楽しかったです。

伊原:競りのシーンで僕以外は全員、現役の人たちだったんですね。まとまりが悪いと誰かが「俺たちがちゃんとやらないと恥ずかしいだろう!」って、勢いや人情とか感じました。夏に撮影したんですけどハエを一度もみたことがなかったですね。すごく清潔だし、凛とした気持ちになりました。


Q.いろんな魚が出てきますが、一番美味しかったのは。

大沢:撮影で使った魚を持って帰っていいんです。さらに主役は最初に選んでいいんですよ(会場笑)。サザエ、赤むつ、金目鯛もあったし、あとブリもあって、全部美味しかったですね。

伊原:僕は結婚式のシーンにあったブリの中で一番いいのを持って帰りました(笑)。よく行く寿司屋に持っていっていろんな調理方法で食べまして、とても美味しかったです。


Q.すでにシリーズ化が決まっていますが、これからどんな作品にしていきたいですか?

監督:旬太郎が完成形になってしまって人格者になるとてもつらくなるんで、未完成なところをどこまで続けていけるかが大事かなと。大沢君の明るさが作品のいい雰囲気を作っているので、プレッシャーはありますが、続けていけるのではと思います。

大沢:1本1本を大切にしていきたいと思います。1回やるとキャラクターができてしまうので、より高いハードルを設定して役に挑んでいきたいです。

伊原:僕はあまりプレッシャーはありません(笑)。ただ監督についていくだけです。

映画「築地魚河岸三代目」
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