Q.この作品は、“親子の愛”、“男女の愛”、“兄弟の愛”など様々な“愛”が描かれていますが、その中で特に岡本さんの心にしみた“愛”はなんですか?
岡本:みち子目線で考えますと、“男女の愛”に引き付けられますが、家族の間に生まれる愛は無償の愛である。ということをすごく感じましたので、作品を通して私は“男女の愛”っていうよりも、“家族の愛”の方がテーマとしては大きいのかな?と感じます。
Q.まったく知らない昭和30年代を疑似体験(?)されてみて、いかがでしたか?
岡本:町の中に丸い物が多かったのかなと思います。牛乳ビンだったり、電話ボックスだったり。自転車のフレームもなんとなく丸かったりして、昔の人は柔らかくて、他人という感じではなく町全体が家族化している暖かい雰囲気を感じました。
私も実際に、両親以外の方に育てていただいた部分がたくさんありますので、人と人との繋がりが近くにあって、それで人が育てられているんだな。と感じていました。
昭和に対して暖かいイメージや、どこか懐かしい気持ちにさせられるのは、そういう体験があったからでは?と感じています。
Q.この作品では父親の過去を知っていくのですが、岡本さん自身も、ご両親の過去など気になりましたか?
岡本:そうですね。母親と父親の顔は見ていますが、男と女の顔は見ることが出来ませんし、もっと言えば子どもの頃の母と父を見ていないので気になるというか、もし見ることが出来るのであれば、見てみたいなと思いました。
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