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| 1日に何億円も稼ぐデイトレーダーの拓郎(役所広司)。ある日、一人息子の拓也(瑛太)が、少年院から出所する幼なじみの秋葉(澤屋敷純一)を出迎えに行く途中、交通事故に遭い、意識不明の重体に陥る。事故に動揺する拓郎と妻の輝美(小林聡美)。翌日、事故のことを知らない息子の恋人・光(二階堂ふみ)からの電話に出た拓郎は、本当のことを言えないまま、思わず拓也のふりをしてしまう…。 |
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日本を代表する俳優・役所広司の初監督作。タイトルの「ガマの油」は、監督が子供の頃に見たガマの油売りからきたもの。
主人公の拓郎はデイトレーダーとして成功し、世の中は金だと思っている男。しかし、息子の死によって人間の命というものを子供の頃の記憶=ガマの油売りを通して受け止めていく過程を、深刻な問題を大げさに描くのではなく、ファンタジックな優しい物語として作り上げている。
作品全体から感じるのは、演出やカメラワークが非常に映画的だということ。瑛太、小林聡美、八千草薫ら実力派に加え、二階堂ふみ、澤屋敷純一の新人二人を起用した“目”の確かさは、監督としての才能を物語っている。 |
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