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三本木農業高校、馬術部~盲目の馬と少女の実話~

監督:佐々部清
出演:長渕文音/柳葉敏郎/黒谷友香/松方弘樹
('08日本/東映)117分
公式オフィシャルサイト

(c)2008「三本木農業高校、馬術部」製作委員会

ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
TOHOシネマズトリアス久山

三本木農業高校の馬術部に所属する女子高生・菊池香苗。彼女が世話をするのは視力を失いかけたタカラコスモス(通称コスモ)。かつては馬術競技界で名を馳せた名馬だったが、左目を患って引退し、三本木農業高校に引き取られたサラブレットだ。コスモはプライドが高く、なかなか懐こうとしない。言うことをきかないコスモに手を焼く香苗は、コスモの左目が見えなくなっていることに気づく。献身的に世話を続ける香苗。やがてコスモは香苗の愛に応えるように心を開き、ふたりは強い絆で結ばれていく…。
実在する青森の農業高校を舞台に、盲目の馬と女子高生の絆を描く実話の映画化。
原作は馬が中心に描かれているが、佐々部清監督は一人の女性高校生の成長物語として物語を作りあげた。撮影も実際の舞台である青森県十和田市にある三本木農業高校で1年間を費やして行われた。なかでも、前半のクライマックスである馬の出産シーンは撮りなおしなしの本番一発勝負。作り物ではけして表現できない緊張感と、言葉にならない感情が体じゅうをかけめぐる。
主人公・菊池香苗役に抜擢されたのは、本作がデビュー作となる期待の新人・長渕文音。馬術シーンもスタントなしで全て本人が演じきり、コスモと共に成長していく香苗の姿はじつにみずみずしく、長渕自身の女優としての成長物語でもある。共演は、香苗を見守る馬術部顧問の古賀先生役に柳葉敏郎、松方弘樹、黒谷友香らが出演。
何かにひたむきになる姿は美しい。じつにすがすがしい感動作だ。