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痛いほどきみが好きなのに

監督・出演:イーサン・ホーク
出演:マーク・ウェバー/カタリーナ・サンディノ・モレノ/ローラ・リニー/ミシェル・ウィリアムズ
('06アメリカ/ショウゲート)117分
公式オフィシャルサイト

(c)2006 By Barracuda Films,LLC.All Rights Reserved.

ソラリアシネマ

若手俳優のウィリアム(マーク・ウェバー)は、気軽な恋愛を楽しみ、仕事も順調でそれなりの日々を過ごしていた。ある日、行きつけのバーで歌手を目指してNYに来たサラ(カタリーナ・サンディノ・モレノ)と出会い、瞬く間に恋に落ちる。初めて二人で旅したメキシコで情熱的に愛し合い、結婚まで誓い合い幸せな時間に浸る。しかし、NYに戻るとサラの態度がよそよそしくなり、彼女から距離を置きたいと言われる。突然のことに戸惑うウィリアム。焦れば焦るほどサラとの溝は深まり…。
俳優のイーサン・ホークが自伝的小説を自ら映画化したこの作品。失恋した主人公の青年の喪失感と弱さがじつに上手く描かれている。
これまで気軽な恋を楽しんできたウィリアムが生まれて初めて本気の恋をした。相手は歌手志望のサラ。若い二人の恋は一気に燃え上がるが、突然サラの態度がよそよそしくなり、あまりの急な態度の違いにウィリアムは動揺する。
恋に落ちたときにまさかこの恋が終わるなんて思わなかった。好きだけじゃだめなのかと問うウィリアムと自分の夢を大切にしたいサラ。突然の恋の終わりにどうすることもできないウィリアムの苦しみは、失恋を経験した人はきっと共感できるはず。
ウィリアム役のマーク・ウェバーとサラ役のカタリーナ・サンディノ・モレノの自然な演技がみずみずしい。イーサン・ホークもウィリアムの父親役として出演している。小粒だがなかなかの秀作だ。