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ザ・マジックアワー

監督:三谷幸喜
出演:佐藤浩市/妻夫木聡/深津絵里/綾瀬はるか/西田敏行
('08日本/東宝)136分
公式オフィシャルサイト

(c)2008 フジテレビ 東宝

ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
ワーナー・マイカル・シネマズ 福岡ルクル

街を牛耳るボス・天塩の(西田敏行)の愛人・マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後(妻夫木聡)は、命を助けてもらう代償に、伝説の殺し屋デラ富樫を探し出すことを約束する。だが期日が迫っても、デラは見つからない。窮地に陥った備後が取った苦肉の策とは、無名の俳優を雇い、殺し屋に仕立てあげることだった。かくして三流役者村田大樹(佐藤浩市)は、二つの組織がしのぎを削る、その港町、守加護へとやって来る。すべてを映画の撮影と思い込み、幻の殺し屋になりきって…。
三谷幸喜監督作第4弾。今回は、売れない俳優が映画監督のフリをして彼を操ろうとし、知らず知らずのうちに抗争に巻き込まれる友情と感動と爆笑の物語。
マジックアワーとは映画の専門用語で、夕暮れのほんの一瞬のこと。登場人物は人生の崖っぷちに立たされている。やがてそれぞれが一日のうちで世界がもっとも美しく見える瞬間“マジックアワー”を体験するのだ。
舞台は港町・守加護(すかご)。まるで映画のセットのような街だ。ビリー・ワイルダーを敬愛する三谷監督が、50年代、60年代のハリウッド映画を意識した匂いをプンプンさせつつ、コメディ映画の醍醐味を味合わせてくれる。
注目なのが、これまでのイメージをかなぐり捨てて愛すべき間抜け男を演じた佐藤浩市。好青年役のイメージが強い妻夫木聡がきな臭いクラブ支配人を演じ、そのほか、西田敏行、深津絵里、綾瀬はるか、小日向文世など、主演級の役者達が勢ぞろい。そのほかにもワンシーンだけの出演に“あの人が”と、贅沢な使い方をしている。