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ダ・ヴィンチ・コード
監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス/オドレイ・トトゥ/ジャン・レノ/イアン・マッケラン/ポール・ベタニー
('06
アメリカ/ソニー・ピクチャーズ  エンタテインメント)150分

公式オフィシャルサイト
 

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パリのルーヴル美術館で、ダ・ヴィンチの有名な素描「ウィトルウィウス的人体図」を模して横たわる、館長のジャック・ソニエール(ジャン・ピエール・マリエル)の死体が発見された。死体の周りに残された、不可解な暗号。その暗号の中には、その夜、彼が会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドン(トム・ハンクス)の名前が含まれていた。殺人の容疑者として現場に連れて来られたラングドンだったが、館長の孫娘で暗号解読官のソフィー(オドレイ・トトゥ)に助け出される。暗号の謎をときはじめるふたり。しかしそれは、歴史的真実を覆す謎解きのはじまりに過ぎなかった…。

44カ国語に翻訳され、全世界で5000万部を超える驚異の大ベストセラーとなったダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」の完全映画化。監督は『アポロ13』『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード。
原作には観光名所や歴史的に有名な建築物が多数登場し、作品の主要なシーンの大半はロケーションにて撮影された。そのなかでも話題となったのが、重要な舞台のひとつである“ルーヴル美術館”での撮影である。様々な条件があったため、撮影は本物の名画のない場所でも行われたが、それでも本物だけが持つ格調の高さ、空気感はやはり違う。ソニエールが残した暗号を解く手がかりを求めて行ったロンドンのテンプル教会、ウェストミンスター寺院、謎解きの旅のラストであるスコットランドのロスリン教会。小説の謎解きの旅が映像となって目の前に映し出されるのは、なんとも感慨深い。
そして、誰もが注目したのはキャスティングである。主人公の大学教授ラングドンにトム・ハンクス。ラングドンと共に暗号解読に同行し、ある“秘密”の鍵をにぎるソフィー役に『アメリ』のオドレイ・トトゥ。2人を追いかけるベズ・ファーシュ警部にジャン・レノ。ラングドンの友人で学者のリー・ティービングに『ロード・オブ・ザ・リング』三部作のガンダルフ役で世界的に有名なイアン・マッケラン。登場人物の中で最も特異な人物である修道士シラスに『ビューティフル・マインド』のポール・ベタニーが扮する。
情報がかなり詰め込まれているので、原作を読んでいない方は多少わからない部分が出てくるだろう。様々な意見はあると思うが、超ベストセラーの原作の映画化という重責を果たしたことを評価したい。