福岡の地域情報をお届けするケーブルテレビのJ:COM福岡

Top > 映画 > 上映中シネマ > 間宮兄弟















間宮兄弟
監督・脚本:森田芳光
原作:江國香織(小学館刊)
出演:佐々木蔵之介/塚地武雅(ドランクドラゴン)/常盤貴子/沢尻エリカ/戸田菜穂
('06
日本/アスミック・エース)130分

公式オフィシャルサイト
(C)2006「間宮兄弟」製作委員会

シネ・リーブル博多駅

ビール会社の商品開発研究員の兄・間宮明信(佐々木蔵之介)と小学校校務員の弟・間宮徹信(塚地武雅)は、30歳を過ぎても仲良く同居生活を送っていた。兄弟は女性から恋愛の対象として見られることはなく、ありふれた日常にささやかな歓びを見つけ楽しく暮らしている。
ある日、彼らは行きつけのレンタルビデオ屋さんの店員、直美(沢尻エリカ)と、徹信の勤める小学校の依子先生(常盤貴子)を誘ってカレーパーティーを開くことに。カレーは大好評、モノポリーも大盛り上がりでパーティーは大成功。そして、今日の反省会も最高に盛り上がる兄弟。夏休みは大好きな新幹線に乗って、母(中島みゆき)と祖母(加藤治子)が住む静岡へ帰省し、楽しく過ごす兄弟なのであった…。

人気作家、江國香織の同名小説を『模倣犯』『阿修羅のごとく』の森田芳光監督が映画化。
30過ぎの兄弟が仲良く同居生活をしている。傍からみれば、ちょっと引いてしまいそうな話だが、この間宮兄弟はじつに楽しそう。大好きな横浜ベイスターズの試合を観戦(それもテレビで)するときは、ベイスターズの帽子をかぶり、スコアを必ず記入する。チームが勝利したときは紙ふぶきで祝福するもの忘れない。ビデオ鑑賞のときはポップコーンとお気に入りの飲み物を用意し、休みの日の午後は兄弟仲良くお昼寝。特になにかあるわけでもないが、その日その日の生活を満喫している。そんな間宮兄弟に欠けているのは“女性の存在”。ある日、弟の徹信が「カレーパーティー」をやろうと兄にもちかける。招待客は女性二人。兄弟の穏やかな日常に、ちょっとした変化が生まれる。
ここ最近文藝大作の映画化が多かった森田監督だが、本作では『家族ゲーム』『(ハル)』などの初期の作品に見られる“森田印”の面白さを味わうことができる。それが集約されているのが、間宮兄弟の日常だ。兄弟のマニアックな部屋の小道具からはじまり、いきつけの店にグリコじゃんけんで行ったり、寝る前の楽しい「反省会」など、見ているだけでとても幸せな気分になるから不思議だ。
主役の間宮兄弟を演じるのは、佐々木蔵之助とドランクドラゴンの塚地武雅。この二人でなければ間宮兄弟は成立しないというくらい見事にはまっている。彼らを囲む美女たちに常盤貴子、沢尻エリカ、戸田菜穂。また、間宮兄弟の母・順子に中島みゆきが扮している。