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LIMIT OF LOVE 海猿
監督:羽住英一郎
原作:佐藤秀峰 原案・取材:小森陽一(「海猿」)小学館ヤングサンデーコミックス) 出演:伊藤英明/加藤あい/佐藤隆太/大塚寧々/吹越満/浅見れいな/美木良介/石黒賢/時任三郎
('06
日本/東宝)117分

公式オフィシャルサイト
(C)2006 フジテレビジョン・ROBOT・ポニーキャニオン・東宝・小学館・FNS27社

天神東宝

潜水士としてはや2年。仙崎大輔(伊藤英明)は鹿児島・第十管区に異動になり、最前線で働いていた。恋人・環菜(加藤あい)との将来に悩みながらも、バディの吉岡哲也(佐藤隆太)らとともに汗を流していた。
そんななか、鹿児島沖3キロで乗員・乗客620名を乗せた大型フェリー船座礁事故が発生。現場に駆けつけた大輔は、そこで驚愕の光景を目撃する。凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく船体。沈没までの残された時間はあと4時間。さらに船内には195台の車両が積載され、引火すれば大爆発の危険が。刻々と迫るタイムリミットの中、バディの吉岡とともに救難活動をする大輔は、偶然にも船に乗り合わせていた環菜の姿を見つける…。

主人公・仙崎大輔が潜水士になるまでを描いた映画「海猿」(2004)。続くドラマ「海猿 EVOLUTION」(2005)では、潜水士となった大輔がプロとしての意識に目覚め、恋人・環菜との恋愛を通して成長していく姿を描いた。そして、「海猿」3部作のファイナルを飾る「海猿 LIMIT of LOVE」では、大海難事故により、究極状態に陥った大輔と環菜との愛の結末が描かれる。
座礁したフェリーがあと沈没するまであと4時間。必死に救助活動を行う大輔と吉岡にアクシデントが起こる。乗客2人を誘導して非常口へ向かおうとしたとき、車両デッキで爆発が起こり、浸水と火災で出口が封じられてしまう。さらに、無線も壊れてしまい、沈みゆく船内に閉じ込められた大輔たちは、絶体絶命の危機に陥ってしまう。
次から次へと大輔たちを襲うアクシデント。見限状態のなか、大輔を支えるのは“乗客を助けたい”という強い思いだけ。そんな大輔たちを助けたいと切願する海上保安官たち、大輔がきっと戻ってくると信じて待つ環菜、それぞれの “思い”が、胸を打つ感動の波となって我々の心に流れ込んでくる。
主人公・大輔を演じるのは伊藤英明。過酷な救助シーンも自らこなし、プロの潜水士として成長した大輔の姿は、俳優として大きく成長した彼自身の姿でもある。本作の見どころのひとつである環菜へのプロポーズは、見ているこちらが照れ臭くなるくらい真っ直ぐで、切ない。
今回も海上保安庁の全面的な協力を受け、巡視船11隻、航空機が2機撮影に協力。大がかりなフェリーのセットやCGも迫力の映像と、リアルな出勤シーンは見ものだ。