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監督::堀江慶
原作:パウロ・コエーリョ(「ベロニカは死ぬことにした」角川文庫刊)
出演:真木よう子/イ・ワン/風吹ジュン/中嶋朋子/荻野目慶子/淡路恵子/市村正親
('05日本/角川映画)107分
■公式オフィシャルサイト
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| (C)2005フィルム・コミッティ・ベロニカ |

退屈な人生にうんざりして自ら命を絶とうとした主人公・トワ(真木よう子)が目覚めたところはちょっと変わったサナトリウム。院長(市村正親)がトワに宣告する。君はあと7日間の命だと。
院内では風変わりな人々が隔絶された独特の世界で毎日をすごしている。周囲がトワを心安らかに逝かせようと接触を避けるなか、絵描きになる夢を忘れられず、言葉を失ってしまったクロード(イ・ワン)だけは、トワに共感するなにかを感じているのだった。
最初は戸惑い混乱するトワだったが、人生を彩る愛しいものすべてが彼女を変えてゆき、やがて正直な生への欲求が芽生えてくる。身近に迫った死をきっかけに、退屈だったはずの人生が、いま輝きはじめる。 |
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世界120ヵ国以上で翻訳され各国でベストセラー入り、マドンナ、ジュリア・ロバーツ、などセレブの愛読者も多い人気作家パウロ・コエーリョ。彼の代表作である「ベロニカは死ぬことにした」が世界で初めて映画化がされた。
「なんでもあるけど、なんにもない」退屈な人生にうんざりして自分の人生に終止符を打とうとしたトワ。彼女が目覚めたのは、ちょっと変わったサナトリウム。外の世界から隔離された、まるで天国のような不思議な場所。そこにはいろんな問題を抱えた患者たちがいて、元・弁護士のショウコ、主婦のサチ、往年の大女優・紅子。そんな患者たちを見守る院長、看護士たちもどこか普通じゃない。そして、トワに突きつけられた言葉―君はあと7日間の命だと。
死を宣告されて、トワは初めて生きることへの欲求が芽生えてくる。病院で出される食事はとても手が込んだもので、豊かな食事は心を豊かにしてくれる。女3人でセックスについて語り合い、好きな人と肌を触れ合うこと、自分をさらけ出すことができる相手がいることは幸せなんだということ。トワは、心と体で“感じる”ことの大切さを気づいていく。トワを演じる真木よう子が、まさに体当たりの演技でトワの心情の変化を見事に演じきっている。トワに惹かれるクロードを演じるのは、韓国の若手俳優イ・ワン。セリフは殆どないが、肉体で表現するという難しい役に挑戦し、特に彼の“目力(めじから)”は非常に印象的だ。さらに、市村正親、風吹ジュン、中嶋朋子、荻野目慶子、淡路恵子といったベテラン俳優が脇をがっちり固める。監督は『渋谷怪談』の新鋭・堀江慶。
自分の質にあった人生を送るためには、たまに寄り道が必要な時もある。ちょっと頑張りすぎの女性に見て欲しい。 |
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