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ソウル地方警察の凶悪犯罪捜査班の刑事、チャン・ドヨン(クォン・サンウ)は正義感が強くタフで野性的な男。しかし、家庭では病気の母親を思いやり、愛する人・ジュヒ(オム・ジウォン)の前では不器用でシャイな一面を持つ。ある日、ドヨンが自らの手で逮捕をして刑務所に入っていた義弟が出所し、母の病院に顔を出したところをドガン組の幹部に殺され、ドヨンは犯人を取り逃がしてしまう。
一方、冷徹なエリート検事オ・ジヌ(ユ・ジテ)もドガン組を追っていた。組織を尾行し、捜査を続けるオ・ジヌの前に突然ドヨンが現れる。ドヨンとオ・ジヌは正反対の性格ながらも次第に絆を深め、互いの共通の敵である影の大物ユ・ガンジン(ソン・ビョンホ)を追う。しかし、事件は予測もつかない方向へと大きく動きだしていく…。 |
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今年、日本で公開される韓国映画の中でも一番の話題作が早くも登場。韓流スターでも中心的な人気を誇るクォン・サンウと、「オールド・ボーイ」での好演が記憶に新しいユ・ジテが共演の本格刑事アクションドラマだ。
クォン・サンウ演じるドヨン刑事は、まっすくで、犯人逮捕には力づくで解決しようとし、まるで身体の中から溢れ出るエネルギーを持て余しているかのような男。
ユ・ジテ演じるオ・ジヌ検事は、法の力を駆使して理性的に事件を解決し、妥協をしらず、その厳格な仕事ぶりが同僚から反発を買うことも。まるで正反対のように見える二人だが、どんなに敵が巨大であろうとも、怯むことなく立ち向かう正義感の強さはどちらも同じ。しかし、その正義感があまりにも純粋なため、二人は大きな事件の渦に巻き込まれていく。
今回、ハードなアクションが大きな見どころになっていて、特にクォン・サンウはほとんどの危険なシーンを自分自身で演じている。スマートな“見せる”アクションではなく、泥臭くて荒々しい“猪突猛進型”のアクションはまさに野獣。そんな野生的な部分の裏で、母親や恋人の前で見せる不器用な優しさが人間味に溢れ、魅力的だ。一方、ユ・ジテは“法と言葉”を武器に敵と戦うが、それが裏目となって自分自身を追い込んでいってしまう。信じていたものに裏切られた時の彼の変貌ぶりが見ものだ。
また、巨大組織の黒幕ユ・ガンジン役を演じる「オアシス」「大統領の理髪師」のソン・ビョンホが、ヤクザの怖さや残酷さを見事に表現している。監督は、「オールド・ボーイ」のパク・チャヌク監督などのもとで助監督を務めていたキム・ソンス。本作が監督デビュー作である。
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