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監督:ブレット・ラトナー
出演:ピアース・ブロスナン/サルマ・ハエック/ウディ・ハレルソン/ドン・チードル
('04アメリカ/ギャガ・コミュニケーションズ)98分
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マックス(ピアース・ブロスナン)とローラ(サルマ・ハエック)は最高の泥棒コンビであり恋人同士。ふたりはナポレオンが所有していたとされる “ナポレオン・ダイヤモンド”のうちの2つを見事手に入れる。しかし2つめのダイヤを盗んだ際に、マックスはFBI捜査官のスタン(ウディ・ハレルソン)に胸を撃たれ、行方をくらませる。
それから6ヵ月後、行方をくらましたマックスとローラは、スリリングな生活から離れてバハマにある情熱の島、パラダイス・アイランドで最高に贅沢な時間をすごしていた。一方、7年間にもわたって彼らを追い続けるも常に翻弄されてきたスタンも、パラダイス・アイランドを訪れていた。港に停泊している豪華客船に“最後のナポレオン・ダイヤモンド”が展示されているからだ。マックスとローラをこのまま引退させるわけにはいかないスタンは、彼らに近づき挑発をする。また時を同じくしてパラダイス・アイランドを牛耳るギャングのボス、ムーア(ドン・チードル)もダイヤに興味を抱く。
引退したはずの天才大泥棒、彼を愛しつつも信用しきれない美女、逮捕に燃える捜査官、そして組織的にダイヤを狙うギャング。最後に笑うのは…。 |
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ハイテクな小道具と頭脳を駆使していかなる財宝も盗み出す天才泥棒と、そんな彼を執拗に追いかけけるFBI捜査官。何かに似ているなと思ったら、頭に思い浮かんだのが「ルパン三世」。泥棒と警察の追いかけっこがこの映画の見どころだ。
主人公・マックスを演じるのは『007』シリーズのピアース・ブロスナン。ダンディでセクシーでチャーミング。ブロスナンの魅力が全開。ジェームズ・ボンドを演じていた頃より肩の力が抜けていて、じつにいい感じ。マックスの相棒で恋人役のサルマ・ハエックとのセクシーなシーンも余裕でこなし、またハエックも見事なプロポーションを披露している。
そんな二人を追いかけるFBI捜査官・スタンを演じるのがウディ・ハレルソン。どこかバカっぽくて、でも憎めない男を演じている。いつも最後の最後でマックスに逃げられてしまうスタンは、ルパン三世を追う銭形警部にそっくりだ。泥棒を引退したマックスに最後のナポレオン・ダイヤモンドの話でマックスを挑発し、スタンは彼に盗みをさせようと企てる。この二人の騙し合いが面白くて、そして二人の間には、泥棒と警察官の壁を越えて奇妙な友情が芽生える。「アリバイ作りの天才」と呼ばれるマックスが仕掛ける作戦、最後に大逆転を狙うスタン、さらにダイヤを狙うギャングも現れて、物語はクライマックスを迎える。
監督は『ラッシュアワー』『レッド・ドラゴン』のブレット・ラトナー。華麗な盗みのアクション、ユーモアたっぷりの駆け引き、そして恋の要素もちゃんと入った、正統派のエンタテインメントである。 |
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