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監督・脚本:小松隆志
出演:藤澤恵麻/阿部寛/ちすん/柳ユーレイ/草村礼子/清水紘治
原作:諸星大二郎「生命の木」(集英社刊『汝、神になれ鬼になれ』所収)
(2005日本/ザナドゥー)88分
■公式オフィシャルサイト
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| (C)2005「奇談」製作委員会 |

1972年。民俗学を専攻している大学院生・佐伯里美(藤澤恵麻)は最近、巨大な穴と幼い少年が現れる奇妙な夢を頻繁に見るようになっていた。小学一年生の夏休み、東北の隠れキリシタンの里として知られる渡戸村に住む親戚の家に預けられていた里美は、一緒に遊んでいた少年と共に神隠しに遭い、その前後の記憶がなかった。当時の記憶の断片にも思えるその不思議な夢に誘われるように、幼い頃の失われた記憶を求めて、里美は渡戸村へと向かった。
渡戸村は徳川幕府の弾圧から逃れたキリスト教徒が作った隠れ里だが、その村の一部にある「はなれ」という集落の住人たちは村ができる遥か以前から全員がキリシタンだった。
村の教会に立ち寄った里美は、村に伝わる聖書異伝『世界開始の科の御伝え』を調べるためにやってきていた異端の考古学者・稗田礼二郎(阿部寛)と出会う。
ある日、一人の「はなれ」の住人が処刑されたキリストのような姿の惨殺死体となって発見され、村は大騒ぎとなる。
次々に明らかになる驚異の真実。全てが解き明かされるとき、彼らは想像を絶する「奇蹟」を目撃する…!
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今年は、「ダヴィンチ・コード」に代表される“聖書ミステリー”が出版界を賑わせた年である。しかし、日本ではすでに1976年に“聖書異伝ミステリー”の傑作が発表されていた。
それも少年漫画で。その名は、諸星大二郎。数多くの熱狂的なファンを持ちながら、ほとんど表舞台には登場せず、“謎の作家”として語り伝えられ、密度の濃い作品をコンスタントに発表し続ける彼は<伝説>となった。そして今回、諸星大二郎作品の中でも、最高傑作といわれる「生命の木」が完全映画化される。
東北の山奥にある「隠れキリシタンの村」を訪ねた佐伯里美は、16年前、その村で神隠しにあい、そのときの記憶がまったくない。一方、考古学者・稗田礼二郎もその村の集落に伝わる聖書異伝『世界開始の科の御伝え』を調べるためにやってくる。そして、キリストのように十字架に磔にされた死体が発見され、すべての謎の根源というべき“はなれ”に向かう。そこで目にしたのは、聖書にまつわる驚愕の伝説と衝撃の真実だった。
諸星大二郎の独特な世界観を映像化したのは鬼才・小松隆志。プロデューサーを「リング」「呪怨」などでJホラーブームを巻き起こした一瀬隆重。
主人公・里美を演じるのは、NHK朝のテレビ小説「天花」のヒロインで、本作が映画デビューとなる藤澤恵麻。稗田礼二郎を阿部寛が演じ、存在感をみせつける。
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