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1884年。巧妙な盗人テオフラスト・ルパンを父に、ドルー・スービーズ公爵夫人の妹アンリエット・ダンドレジーを母に持つアルセーヌ・ルパンは、父の指示で、公爵夫人が所有する「マリー・アントワネットの首飾り」を盗み出すが、翌朝、父は死体で発見される……。
時は過ぎ、怪盗となったアルセーヌ・ルパン(ロマン・デュリス)は、幼なじみで従妹のクラリス(エヴァ・グリーン)と愛し合っていた。ある日、ルパンは王家の財宝のありかを示す十字架の話を耳にする。財宝を狙う名士たちは、やはり十字架を探していたカリオストロ伯爵夫人(クリスティン・スコット・トーマス)を死刑にしようとするが、ルパンは夫人を救出し、2人はすぐに恋に落ちる。しかし、輝くほどの美貌を持つ夫人には、隠された顔があった…。
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フランスのモーリス・ルブランが1905年に生み出した世紀の大怪盗、アルセーヌ・ルパン。
ルパン生誕100年を迎え、世界中で愛されているこの冒険活劇ロマンがついに完全映画化。
「カリオストロ伯爵夫人」をベースに若きルパンの波乱万丈の生涯を描き、さらに「813」「奇巌城」の名場面を取り入れ、アクション、エモーション、アドベンチャーの三拍子揃った最高にエキサイティングな冒険物語として描かれる。
ルパンといえば、日本ではあまりにも有名な「ルパン三世」。その“じっちゃん”(あくまでも仮定ですが)の物語を知ることによって、意外な共通点がいくつも出てくる。美しい宝石、美しい文学や音楽、美しい女性を愛し、盗みはするが、邪悪な殺人行為はしないという紳士的なルパン。宮崎駿監督の名作『カリオストロの城』で、カリオストロ伯爵、ヒロイン・クラリスが登場するが、まさに「カリオストロ伯爵夫人」へのオマージュ。日本人にとっても“ルパン”は愛すべきヒーローなのだ。
そして、もう一つの主役ともいえる絢爛豪華なジュエリーの数々。カルティエが全面協力し、物語の鍵を握る「マリー・アントワネット王妃の首飾り」は、写真や資料を基にレプリカが製作された。
監督は、『ルーブルの怪人』のジャン=ポール・サロメ。ルパンを演じるのは、『スパニッシュ・アパートメント』のロマン・デュリス。従妹のクラリスには、『キングダム・オブ・ヘブン』のエヴァ・グリーン。カリオストロ夫人に『イングリュシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマス、謎の男ボーマニャンに『王妃マルゴ』のパスカル・グレゴリーが扮する。
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