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四月の雪
監督:ホ・ジノ
出演:ペ・ヨンジュン/ソン・イェジン/イム・サンヒョ/リュ・スンス
('05韓国/UIP映画)107分

公式オフィシャルサイト

(C)ShowEast Co.,Ltd. (C)BlueStorm Co.,Ltd.

ソラリアシネマ

照明ディレクターのインス(ペ・ヨンジュン)の元に、妻スジン(イム・サンヒョ)の交通事故の知らせが届く。海岸沿いの小さな町、サムチョクの病院に着くと、そこには見知らぬ女性ソヨン(ソン・イェジン)がいた。彼女の夫ギョホン(リュ・スンス)が同じく交通事故で生死の淵でさまよっていた。さらに、ふたりに残酷な現実がつきつけられる。
事故に遭った時、インスの妻とソヨンの夫は同じ車に乗っていたのだった。二人は知りたくもない現実を突きつけられる。真実を確かめるために、シンスとソヨンは互いの伴侶のことを語り合い、それぞれが大学時代からの知り合いであることを知るのだった。
やがて二人は、互いを心の支えにしていることに気付き…。

互いの妻と夫が不倫旅行中に引き起こした交通事故がきっかけで出会ったインスとソヨン。ふたりは互いの配偶者を憎みながら、苦しみや悲しみを共有していくうちに次第に惹かれあっていく。心の傷の深さの分だけ、互いの愛を求めようとするインスとソヨン。しかし、それがふたりの心のなかに新たな苦しみを生むのだった。
ペ・ヨンジュンは、俳優としてのこれまでの自分のスタイルと全く違うホ・ジュノ監督の演出に戸惑ったという。撮影に入る前に役作りするペ・ヨンジュンに対し、ホ・ジュノ監督は現場で生まれる感情を大切にする。そのため、60回も撮り直すシーンがあった。しかし、ペ・ヨンジュンは見事にインスの複雑な内面を繊細に表現した。妻の裏切りに苦しみ、屋台で酒によって感情を爆発させるシーンでは、監督がOKを出してもしばらく役から抜け切れなかったという。
一方、ソヨンを演じるソン・イェジンは、韓国の若手女優のなかでも感情表現が豊かな女優である。例えば、事故で亡くなった被害者の葬儀へ行くシーンがあるが、帰り道で悲しみに打ちひしがれて泣く姿は見ているだけで痛々しい。また今回、初めてのベッドシーンにも挑戦している。
ホ・ジュノ監督の演出は、台詞に頼らず、淡々とした静かな映像で登場人物の感情を物語る。だからこそ、我々の心の奥に響くのだろう。




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