|
 |

 |
監督:薗田賢次
原作:ヒキタクニオ
出演:観月ありさ/哀川翔/宇津井健/塩見三省/須藤元気/風吹ジュン
('05日本/東映)118分
■公式オフィシャルサイト
|
| (C)2005「鳶がクルリと」製作委員会 |

| 大手企業の子供服開発チームでバリバリ働く中野貴奈子(観月ありさ)は、全力投球で挑んだ企画が認められず落ち込んでいた。ある日、新しいビルに巨大モニュメントを設置する、畑違いの仕事を命じられる。工期はたったの2週間。成功すれば再び開発チームに戻り出世街道に復帰できる!!早速、鳶職人たちを訪ねまわる貴奈子だが、全て撃沈。弱った貴奈子は、前日に産業スパイ疑惑で怒鳴りこんだばかりの会社、「日本晴れ」へ頼み込むことに。案の定、まったく相手にされない貴奈子だが、頼みの綱はココしかない!と建設途中の高層ビルへ果敢に登っていく。しかし、あまりの高さに失神!それでも確実に工期は迫ってくる。果たして、貴奈子は頑固な鳶職人を口説き落とせるのか…?
|
 |
仕事の恋も順風満帆、エリート街道まっしぐらだった貴奈子の人生に突然の起こったアクシデント。それは、貴奈子とはまったく別世界に生きる“鳶職人”たちとの遭遇。これまでの常識や仕事のスタイルが全然違う鳶職人と仕事をすることになった貴奈子の14日の戦いを描いた、ぶっ鳶(とび)エンタテインメント。
この映画の面白さは、エリートOLと義理人情に生きる鳶たちとのズレまくりの価値観の違い。カラフルな色の衣装に身を包み、超ミニスカートでハイヒールという、会社でもちょっと浮いた存在の貴奈子。腕はいいがこれまた強烈なキャラクター揃いの鳶たち。どちらも濃いキャラ同士がぶつかり合い(といっても貴奈子は何度も撃沈)、次第に互いを認め合うようになる。そして見終わった後、ひとつのことを力を合わせて成し遂げた達成感がなんとも爽やかな後味を残す。
主人公・貴奈子を演じるのは観月ありさ。抜群のプロポーションとコミカルな演技に定評ある彼女が、何度も壁にぶち当たりながらも成長していく貴奈子を軽やかに演じている。鳶の司令塔で頑固な男・悦治を演じるのは哀川翔。さらに、粋なご隠居を演じる宇津井健、軍事オタクの兄弟を演じる演技初挑戦の品川庄司、腕はいいが高学歴に弱い鳶を演じる須藤元気など、個性的な面々が脇を支える。監督は、『凶気の桜』の薗田賢次。
|
|
 |