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メタリカは長く活動をともにしたベーシストのジェイソン・ニューステッドの脱退に見舞われ、メンバー同士の人間関係もかつてないほど険悪。長い間ツアーやアルバム・リリースがなかったために、ファンもマスコミもメタリカの将来に不安を抱いていた。創作の面でも、パーソナルな面でも最悪の時期に、ニューアルバムのレコーディングを開始する必要に迫られ、バンドのマネジメントは分裂寸前のメンバーをまとめる最終手段として、セラピストを雇うことを提案する。
セラピーを続けるうちに、メンバーは長年一緒に活動していたにも関わらず、お互いの本音をほとんど理解していなかったという思いに直面する…。
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世界中で9000万枚以上、アメリカだけで5000万枚ものアルバム・セールスの記録を持つ、ヘヴィ・メタル界不滅の王者“メタリカ”。本作は、彼らの3年間の姿を追ったドキュメンタリーである。監督は、ドキュメンタリー映像作家として手腕を高く評価されているジョー・バリンジャーとブルース・シノフスキー。偉大なるバンドの裏側に隠されたメンバー個人の素顔に密着し、5年ぶりのスタジオ録音による新作アルバムのレコーディング過程で、彼らがそれぞれ直面した、プロとして、ひとりの人間としてとてつもなくハードな新たな挑戦、彼らのありのままの姿が赤裸々に描かれる。
これは音楽ファンだけの映画ではない。「メタリカについての映画ではなく、人と人との係わり合いを描いた映画なんだ。」とメンバーのラーズが語るように、一個人として、アーティストとしての現実にもがき苦しみ、自分の姿をさらけ出し、自分の行動や発言を見直す瞬間が捉えられている。“ロックの帝王”が、自分たちと同じように問題に直面し、努力している姿を見て、ファンはより一層彼らを好きになるだろう。
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