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NANA













サマータイムマシン・ブルース
監督:本広克行
原作・脚本:上田誠
出演:瑛太/上野樹里/与座嘉秋/川岡大次郎/真木よう子/佐々木蔵之助/升毅
('05日本/東芝エンタテインメント)107分

公式オフィシャルサイト

 

ユナイテッド・シネマ福岡

マジに暑すぎる夏、とある大学の「SF研究会」部室。SF研究などせずぐったりと夏休みを過ごす5人の男子学生と、2人の女性写真部員。前日にクーラーのリモコンが壊れて猛暑に悩まされるなか、ふと見ると部屋の隅に見慣れない金属製の物体が置かれていた。座席とダイヤル、レバーがついたそれは、タイムマシン???
「ためしに昨日に帰って壊れる前のリモコン取ってこよう」
と盛り上がるなか、ひとまず先発隊3人が過去にいくことに。
3人の帰りを待つメンバーの前に、マッシュルームカットの男・田村(本多力)が現れる。なんと彼は2030年からやってきたSF研の後輩だというのだ。タイムマシンを探していたのだが、あいにく出払っているので、甲本(瑛太)たちは25年後の後輩に「過去の世界」を案内する。
田村と話をしていくにつれ、彼らは、過去を変える事の危険性に気付きはじめる。「過去を変えたら今も変わる」のだろうか?事の重大さに気づいた甲本たちが部室に駆け込んで戻ると、そこには「お前らも来るといい!ズッコケ3人組」という書き置きと共に、無人のタイムマシンだけが戻ってきている。とにかく全てを元に戻してこないと、未来が変わって自分たちさえもいなくなってしまうかもしれない!?甲本と曽我(永野宗典)はふたりでタイムマシンに乗り込み、3人を追って昨日へと向かう。果たして彼らは無事、全てを元に戻して「今日」に戻って来られるのだろうか…!?

『踊る大走査線 THE MOVIE』『交渉人 真下正義』など、日本を代表するヒット・メーカー、本広克行監督の最新作は、京都の劇団・ヨーロッパ企画の人気舞台劇『サマータイムマシン・ブルース』の映画化。たまたま舞台を観にいった本広監督が、SF研究会というひとつのセットの中で展開していく物語の面白さに惹かれ、早速、ヨーロッパ企画の演出・脚本を担当している上田誠に映画版の脚本を依頼。さらに、“play×movie”(プレイ・バイ・ムービー)という、映画の公開と芝居の公演を同時期に行う、芝居と映画のコラボ企画第一弾としてプロジェクトがスタートした。
物語は、ただ壊れる前のクーラーのリモコンを取りに行く昨日と今日を行き来するだけ。規模は小さいが、タイムトラベルの回数は史上最大の18回。深く考えず、行き当たりばったりのタイムトラベルを抵抗なくやってのける若者のノリと勢いがとても面白く、巧みに張り巡らされた伏線がピタリとひとつになるストーリー展開がじつに見事。 また、SF研究会の部室の小道具や、謎の男に扮する升毅など、随所にちりばめられた“お遊び”は本広映画ならでは。「ただ面白い映画が作りたい」という監督の思いがいっぱい詰まった、見ているだけでワクワクしてくる娯楽作品だ。




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