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NANA













マザー・テレサ
監督:ファブリッツィオ・コスタ
出演:オリビア・ハッセー/セバスティアーノ・ソマ/ラウラ・モランテ/ミハエル・メンドル/イングリッド・ルビオ
('03イタリア・イギリス/東芝エンタテインメント)116分

公式オフィシャルサイト

 

KBCシネマ1・2

1946年、インドのカルカッタ。カトリックの女子校で教鞭をとっていたマザー・テレサ(オリビア・ハッセー)は、イスラム教徒とヒンズー教徒の抗争に巻き込まれて負傷した者を校内に入れて手当したことから、修道院長(ラウラ・モランテ)と対立。ダージリンへの転任命令を受ける。しかし「自分の居場所は修道院でなく、貧しい人々の中」と考えるようになったマザーは、一人で街に出て人々に救いの手を差し伸べる。やがてマザーは自分の信念に従って自由に活動できるよう「神の愛の宣教者会」を設立。ところが、さまざまな困難がマザーを襲う。しかし、自らが神の手に動かされていると信じるマザーは、忍耐と努力を重ねながら、熱い思いで世界を変えていく…。

宗教や人種にこだわらず、海のように深い愛を人々に傾けたマザー・テレサ。本作は、彼女の波乱に富む87年の生涯を描いた感動作である。
ノーベル平和賞を受賞し、強固な信念を胸に、宗教の壁を越えた救済活動の開拓者の道をまっすぐに突き進んだマザー・テレサ。しかし、彼女の活動は、当初は教会やバチカンからは否定的だったという。カルカッタのティタガールに、ハンセン病患者のための<平和の村>を建設する計画に着手する際も、インド国内から多くの批判が上がったりと、次から次へと困難が彼女を襲う。しかし、彼女はバチカンに乗り込んで教皇に直談判し、粘り強く資金の調達に走り回る。強い意志を深い愛で、不可能を可能にしていくマザー・テレサの人間性が伝わってくる。
マザー・テレサを演じたのはオリビア・ハッセー。『ロミオとジュリエット』のジュリエット役で有名だが、彼女もすでに50歳を過ぎた熟年の女性。「この役を20年間待ち続けた」と語るとおり、化粧ともドレスとも無縁のマザー・テレサを渾身の力で演じきった。内面から溢れ出る美しさがスクリーンいっぱいに輝いている。


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