入賞者発表

感動を素直に表現 福岡県内から応募738編

表彰式で賞状などを受け取る最優秀賞の児童たち
 「第2回J:COM劇場ふくおかむかしばなし感想文コンテスト」の入賞者や学校賞が決まりました。同コンテストは、小学生を対象に福岡に伝わる民話をもとにケーブルテレビのJ:COM 福岡5ch「J:COM劇場ふくおかむかしばなし」で放送された人形劇やアニメの中から「乙しゃんとガッパ」「もの言うぐうず」「あめ買いゆうれい」の3つの民話を見た感想文を募集したところ、738編が寄せられました。自分の住む地域を舞台にしたお話に驚いたり、感動したことが生き生きと書かれていました。
 審査の結果、最優秀賞の「J:COM 福岡賞」と「西日本新聞社賞」が各学年1編ずつの計10人(1年生は該当作なし)に。優秀賞は学年ごとに10編(1年生は該当作なし)の計50人。学校賞は7校。
 12月16日に福岡市中央区の西日本新聞社本社内で表彰式が行われ、J:COM 福岡の北川文雄社長が「『話す』ことと『書く』ことは違う。『書く』ときはよく考えて、自分の思いを表現しなければなりません。難しいけれど大切なことなので大事にしてください」と、最優秀賞の子どもたちにメッセージと賞状などを手渡しました。

三つの昔話

「乙しゃんとガッパ」

「乙しゃんとガッパ」

「もの言うぐうず」

「もの言うぐうず」

「あめ買いゆうれい」

「あめ買いゆうれい」

J:COM福岡賞

  • 波佐間新平
     波佐間新平
  • 金子美波
     金子美波
  • 鳥居希望
     鳥居希望
  • 有須田遙華
     有須田遥華
  • 金子夏生
     金子夏生

西日本新聞社賞

  • 加嶋太樹
     加嶋太樹
  • 軍嶋美津子
     軍嶋美津子
  • 橋本侑磨
     橋本侑磨
  • 河野なな子
     河野なな子
  • 清水七恵
     清水七恵

優秀賞

<二年生> 二年生の作品 >>>
 永松和衣、松原七海(福岡市立曲渕小学校)、日高まい、高見海菜、後とうまりあ、とみながゆい、まつ下みよ、古かどあかり、さわ田りせ、大野あすか(福岡市立弥生小学校)

<三年生> 三年生の作品 >>>
 岡本菜々子(福岡市立弥生小学校)、春山恵里奈、本田ひなた(福岡市立大名小学校)、加藤航、宮原君香、海老原礼菜(福岡市立草ケ江小学校)、平野萌(福岡市立城南小学校)、牛尾晃、図師奈都樹(福岡市立簀子小学校)、北崎菜奈子(福岡市立曲渕小学校)

<四年生> 四年生の作品 >>>
 岩瀬唯、山嶋大地(福岡市立簀子小学校)、竹下実里、本間義輝、鳥居遥、菊川はるか、上村智哉(福岡市立大名小学校)、花園慈美、内野未来(福岡市立東光小学校)、松下園佳(福岡市立弥生小学校)

<五年生> 五年生の作品 >>>
 野田耕介、高畠未来、小舘侑以子(福岡市立当仁小学校)、川本ちひろ、三森善弘(福岡市立弥生小学校)、田中珠実、大熊夕映(福岡市立大名小学校)、小坂優介、佐藤翼(福岡市立草ケ江小学校)、大下和佳奈(福岡市立有田小学校)

<六年生> 六年生の作品 >>>
 熊抱ひかり、渡辺明美、菊川敦之、長谷温子、的野泰直、永安貴也、上村優哉、半田実、藤穂菜美(福岡市立大名小学校)、遠山知愛(福岡市立当仁小学校)

学校賞

<J:COM 福岡賞> 福岡市立弥生小学校
<西日本新聞社賞> 福岡市立当仁小学校
<福岡市教育委員会賞> 福岡市立大名小学校
<明光Vコーポレーション賞> 福岡市立城南小学校
<優秀賞> 福岡市立簀子小学校、福岡市立曲渕小学校、福岡市立草ケ江小学校


審査委員

▽坂井ひろ子(児童文学作家)
▽吉田正樹(福岡市教育委員会指導第二部初等教育課主任指導主事)
▽猪上照明(J:COM 福岡常務取締役)
▽山本正和(西日本新聞社企画推進部担当部長兼編集企画委員会委員)(敬称略)

総評

話を作って家族に話して

審査委員長 児童文学作家・坂井ひろ子氏

坂井ひろ子氏

 今回の審査では738編もの応募があり、最優秀賞と優秀賞の区別をつけるのが難しいくらいどの作品も良かったので、審査に苦労しました。
 前回のコンテストでは「民話は面白い」「映像が面白い」などの感想が多くありました。今回は、『あめ買いゆうれい』のお寺がどこか探して実際に行ってみたり、『乙しゃんとガッパ』を見て、ほかのカッパに関する話をたくさん読んでみたりと、民話について深く考え、行動したという感想が多くありました。これは大変うれしいことでした。
 私が知っている『あめ買いゆうれい』の話は、子どもがお母さんのあめを食べていっぱいの愛情を受けて大きく育ち、強い武将になるという話で、J:COM劇場の話とは違います。民話はいろいろな人が、さまざまな場所で話して伝えてきたので、話す人の「こういう話だったらいいな」という願いによって内容が変わってきたようです。昔から、民話にはその時代の人々の思いが込められ、あらゆる『文学のかたち』が含まれているといわれています。
 J:COM劇場を見たら、「私ならこんな話がいいな」と自分で話を作り、兄弟や家族に話してみてください。また、友達と一緒に見て、その感想を話し合ってみてください。次回もいろいろな話が聞けることを楽しみにしています。

【主催】 J:COM 福岡、西日本新聞社  【後援】 福岡市教育委員会  【協賛】 明光Vコーポレーション