生き方学び将来の糧に 福岡県内から応募335編
北川J:COM福岡社長から表彰状を受け取る最優秀賞受賞者
福岡県内の中学生以上を対象に、J:COM福岡の番組「J:COM劇場ふくおか偉人ものがたり」で取り上げた偉人たちに対する感想を募集し、優秀な作品を表彰する「第2回J:COM劇場ふくおか偉人ものがたり感想文コンテスト」。入賞者がこのほど決定し、福岡市・天神の西日本新聞社で表彰式が行われました。
福岡の偉人を紹介する同番組。今回は「聖一国師」「黒田如水・長政」「曻地三郎」を対象に感想文を募集し、335編が寄せられました。
最優秀賞には、中学生の各学年から1人ずつ計3人が、優秀賞は中学生各学年から3人ずつ計9人、奨励賞は一般から4人、学校賞には3校が選ばれました。
偉人たちの生き方を学んだり、心に残ったことなどを刻んだ感想文。その生き方や情熱を自分の人生に生かしていこうという感想文も多く見られました。
表彰式では、J:COM福岡の北川文雄社長が「文章を書き、推敲(すいこう)することでものを考える力が養われます。中学、高校の時代は、人生をどのように生きていこうかを考え始めるころ。感想文などを通して自分で考える力を身に付け、偉人と呼ばれた人たちの生き方を学び、自分の人生に生かしてください」と受賞者にエールを送りました。
入賞者を代表してあいさつした最優秀賞受賞者の金子夏生さんは「感想文を書いたことは、とてもためになりました。これからもいろんなことにチャレンジしていきたい」と話しました。
[2008.03.27 朝刊掲載]
「ふくおか偉人ものがたり」
概要
聖一国師
黒田如水・長政
曻地三郎
学校賞
<J:COM 福岡賞> 福岡市立千代中学校
<西日本新聞社賞> 福岡市立曰佐中学校
<福岡市教育委員会賞> 福岡市立原北中学校
奨励賞
金子奈留美さん、藤原恭子さん、
宮原道明さん、副田虎王一さん
審査委員
▽土居善胤(「博多/北九州に強くなろう」シリーズ主宰)
▽武田祐子(福岡市教育委員会指導第二部学校指導課主任指導主事)
▽猪上照明(J:COM福岡常務取締役総務部長)
▽大田精一郎(西日本新聞社企画推進部兼編集企画委員会委員)(敬称略)
総評 |
ふるさとに誇りを持つことは大切 |
審査委員長 土居 善胤氏 |
「ふくおか偉人ものがたり感想文コンテスト」は、テレビと新聞の共同によって生まれた企画です。映像で偉人と出会い、活字によってその人物の事績などを調べて深く掘り下げていく。福岡の偉人を知る上で、価値のある企画だと思います。
今回のテーマは、3編。博多にいくつかの文化のくさびを残した聖一国師、筑前五十二万石を領し福岡城を築いた黒田如水・長政父子、しいのみ学園園長の曻地三郎さん。鎌倉、江戸、現代と3つの時代から、偉人を代表して登場してもらいました。
特に、曻地三郎さんは、知的障害児のための施設「しいのみ学園」を創設され、世界各地で幼児教育に関する講演を行うなど100歳を超えられた今もさわやかに現役で活躍。その言葉や同氏が築かれた足跡には尊いものが結晶しています。人となりに心を揺さぶられ、感想文に取り上げた人も多くいました。その人物像から「自分も大きくなったら、こうしたい」という自分の将来に投影させて書いたものが多く、非常に胸を打たれるものがありました。
これからも自分が読んだ本の感想文を何回も読み返し、これを繰り返すことで、人の心を打つ文章力を身に付けてください。
ふるさとに誇りを持つことは現代の日本人にとって大切なことで、日本を愛し、世界を思うことにつながります。
日本の歴史と文化の素晴らしさを偉人たちの伝記や資料で丹念に拾い上げて読んでいく—。それは、私たちの未来へとつながっていきます。
先達の志とどのように触れ合うか、それに自分をどれだけ近づけるか。いろいろな偉人から多くのことを学ぶことで、人生の方向を見つけてください。
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【主催】 J:COM 福岡、西日本新聞社 【後援】 福岡市教育委員会